立ち耳
立ち耳とは?
立ち耳とは、耳が正面を向いた形状をしているため、頭から両側に立って見える耳のことです。
医学的には、側頭部と耳介の角度が30度以上である場合を指しますが、原因として「耳介軟骨」の発達が悪く、軟骨の折れ曲がりがなかったり、少ないために、
耳を寝かしつける力が弱く前を向いてしまい、結果的に耳を前に押し出しすことから起こります。
この「耳介軟骨」に治療で折れ曲がりを作ってあげることで、立ち耳は修正することができます。
こういったお悩みの方におすすめです。
■ 「髪の間から耳が飛び出してしまう」「耳が横に張り出している」など目立つ耳が気になる方
■ たち耳のことを指摘されてしまうなど人の視線が気になる方
■ 耳と顔のバランスを整えたい方
■ アップスタイルをしたくても、耳が気になって髪で隠してしまっている方
※ 耳が片方だけ立っている場合、片耳のみを施術することも可能です。
立ち耳 治療方法
当院では、メスを使わない埋没法と、切開法の2種類から治療方法をお選びいただくことが可能です。
立ち耳 埋没法
立ち耳の原因である耳の角度を変えるために、耳介軟骨を折った状態で、透明のナイロン糸を軟骨内に埋め込んで折れグセをつけます。
切開しないのでとても安心な治療方法です。
立ち耳 切開法
治療法としては、正面から見えない耳の裏側の付け根あたりを切開し、軟骨と縫い合わせることで、耳を寝かせるように癖付けをします。
処置後は数日間ツッパリ感や鈍痛があります。また就寝の際は、横向きにならないように気をつけていただきます。
術後は、耳の後ろを糸でとめ、ガーゼとテープで保護し、7日後に抜糸を行います。
リスク、副作用について
・術後3週間は横向きでの就寝はできません。
・手術での切開部分の赤みが長引く場合があります。
・手術によって患部が内出血を起こす場合があります。
・患部が感染症を引き起こす可能性があります。
・妊娠中、授乳中の方は施術できません。